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音楽を演奏するロボットがあるよ。

音楽を演奏するロボットがある

「~するロボット」の「~」の部分には色々な言葉を入れることができます。

音楽を演奏」と入れると、みなさんはどのような印象をもたれるでしょうか。

音楽はかけがえの無い芸術ですし、演奏は特別な技術です。

音楽の演奏にはあこがれがありますが、それをロボットにさせたいのはなぜでしょう。

今回は音楽を演奏するロボットについてお話します。

お話のテーマは広い範囲に渡りますので、焦点をしぼりキーワードを設定しましょう。

今回音楽という場合は西洋音楽のことを指します。

キーワードは、オートマタの歴史、蓄音機の発明、電気の利用、の3つです。

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オートマタの歴史

ピアノを弾くロボット

オートマタはヨーロッパで12世紀から19世紀にさかんに作られた自動的に動く人形のことです。

訳すと「自動人形」とか「機械仕掛け人形」になります。

日本の「からくり人形」と似ているので「西洋からくり人形」とも呼ばれるのです。

今回はこの人形をロボットの前身としてとらえます。

必要なのは、自動で動くための動力とその力を人形の各部に伝えるための部品です。

最初の動力は水力だったのでオートマタの原型は大きなものだったでしょう。

動力を伝えるための歯車は2000年以上も前の古代ギリシャ時代からありました。

13世紀には動力をより効果的に伝えることのできるカムシャフトが発明され、15世紀に動力を蓄えることのできるぜんまいが発明されると、オートマタは机の上に乗るサイズになったのです。

この進歩はオルゴールの発明にもつながっていきました。

そしてオートマタの中に組み込まれて、自動演奏する人形ができあがったのです。

18世紀になると美しい人形作りと機械仕掛けと自動演奏の技術が融合してオートマタは完成の域に達し、19世紀の初めまでさかんに作られていたのです。

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蓄音機の発明

サックスを吹くロボット

蓄音機(ちくおんき)という言葉はみなさんのお父さんやお母さんでも知らない方が多いはずです。

1878年にエジソンによって発明されたこの機械は、オートマタの歴史に終わりを告げたのでした。

レコード盤という丸い板の上に針をのせるだけで音楽を再生してくれる装置は、あっという間に世の中に受け入れられたのです。

蓄音機は自動演奏とは違って、演奏家による演奏を録音してそのまま再生します。

人々はもはや機械仕掛けの演奏には、目が向かなくなってしまったのです。

蓄音機は進化を続け、今はCDプレーヤーやメモリープレーヤーの時代がおとずれています。

人々の欲求を満足させるためにサイズはより小さくなり、音はより鮮明に再現されるようになりました。

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電気の利用

ピアノを弾くヒューマノイド型ロボット

電気はみなさんが生まれたときからあるのが当たり前のものですが、実用的な利用が始まったのは、1870年に電球が発明されてからです。

今から150年ほど前までは、電気のない生活をしていたのです。

電気の有効性がわかると電動機(モーター)や電池の開発が進み、ぜんまいの時代も終わりを告げました。

電気を動力とする機械は、それまでとは比べものにならないほど、力強さや安定した正確さをもたらしたのです。

さらに電気を利用したコンピューターが発明されると、世の中は急速に変化していきました。

電気の動力によって、飛躍的に進化したオートマタにコンピューターや、外部の情報をキャッチするセンサーが内臓されることで、新しい機能が加わったのです。

たとえば人間の歌声をセンサーがキャッチして、コンピューターが分析した結果正しい伴奏をつけるということが、可能になりつつあります。

一方的な自動演奏だったオルゴールから、人間と交流する知能をそなえた伴奏ロボットの誕生です。

一度すたれてしまったかに思われたオートマタが、新たな形でよみがえろうとしているといってよいでしょう。

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「音楽を演奏するロボット」のまとめ

エレキギターでロックを弾く人型ロボット

以上のように、音楽を演奏するロボットに関してお話をしました。

オートマタの歴史、蓄音機の発明、電気の利用、の3つのキーワードについて理解が深まったことでしょう。

オートマタについては、今でもその神秘的な姿や音色に魅せられている人たちも少なくありません。

演奏ロボットの原型として実際に動く実物を見る機会もあるはずですから、今回のお話をぜひ参考にされてください。

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小学校の「音楽の時間」にプログラミング学習

プログラミング教育の初期段階にも「ティンカリング」:いじくりまわす中で発想を得ていくという、創造的思考を引き出すための活動がありますが、音楽の表現活動ではその要素がとても大切だと言えます「即興的に表現すること」と特に共通性が高いと思われます)。コンピュータ等を用いることによって、器楽の技能や読譜などの力に大きく左右されずに活動でき、音楽表現を工夫する際の試行錯誤がより容易にできるようになるという効果が考えられます。また、プログラミング的思考と学習指導要領に示された〔共通事項〕を結び付けることで、音楽表現において何をどう工夫していくかという具体的な意図を見出すことにもつながる可能性があります。 このように試行錯誤をより活性化し、思考、判断し、表現するなどといった音楽科の学習の充実に、プログラミング教育が望ましい形で生かされることを期待しています。

https://miraino-manabi.jp/content/259

小学校でプログラミング教育が必修化しますが、実際にプログラムを組むことを学習するのではありません。

音楽や体育といった授業の中でも、プログラミング思考・論理的な思考を学ぶことになります。