今回はラフ&ピースマザーというアプリを3歳児の息子アキトくんに体験してもらいました。
ラフ&ピースマザーの対象年齢は3歳~12歳の子どもとなっているので、一番下の対象年齢の子供によるレポートということになります。
なお記事自体はアキトくんの父が執筆しています。
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もくじ
ラフ&ピースマザーとは?
ラフ&ピースマザーは動画やゲーム、オンライン教室が楽しめるアプリとなっています。
まだ3歳の息子にはゲームやオンライン教室は少し早いので、今回のレポートでは動画をメインに体験させてみました。
今回はiPad Pro 12.9インチという大きめのiPadを利用しました。
比較対象としてティッシュ箱をおいていますが、結構大きいのがわかっていただけるかなと思います。
子供にとっても大きい画面のほうが迫力があって見やすかったようで、iPhone版のアプリよりもiPad版のほうがとても気に入っていました。
この大きなiPadをおいて使うと画面が見づらいので、iPadスタンドを使って準備完了です。
アプリを立ち上げると早速前のめりでいろんなプログラムを探していました。
普段、Youtubeで動画を見ていることもありiPadの操作は手慣れたもので、全く戸惑う様子はありませんでした。
アプリを起動すると下の写真のように、上にあるタブからいろんなジャンルを選ぶことができます。
そしてジャンルごとに様々なプログラムが用意されており、そのなかからお気入りのプログラムを選んでいくという形です。
プログラムの量はそれなりにあるので、1ヶ月で全て見終わってしまうということはなさそうです。
ラフ&ピースマザーは吉本興業が制作に関わっているため、吉本の芸人さんが出てくることが多いです。
とはいえお笑い要素が多すぎるということはなく、半分以上はしっかりとした教養コンテンツがあるなという印象を受けました。
うちの子はまだ3歳ということもあり、あまり芸能人に詳しくないですが、好きな芸能人がいる小学生にとっては、かなりテンションが上がるのではないかと思います。
また、コンテンツは男の子向け、女の子向けとはっきりと分かれていないものが多かったのも印象的でした。
今の時代において、男の子はこれを見るべきだ。などと言う先入観を持たせないことはとても大切だと思うので、コンテンツが性別によって分かれていないのは時代にあっていて良い所だと感じました。
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お気に入りのコンテンツ「ざんねんないきもの事典」
さて、そんなプログラムのなかから3歳児のアキトくんが選んだのは、「ざんねんないきもの事典」です。
「ざんねんないきもの事典」は、いきものの意外な生態を面白く、わかりやすく紹介したアニメーションです。
大人でもクスッと笑えるアニメとなっているので、大人も一緒に楽しく見ることができました。
2日かけて全てのエピソードを見終え、その後も同じエピソードを何度も見ていました。
もともとアキトくんは動物が好きなので、いろいろな動物がでてくる「ざんねんないきもの事典」が気に入ったのだと思います。
特に気に入ったのは、コウテイペンギンのエピソードで、このエピソードは繰り返し何度も見ていました。
アキトくんによると、「いろんな動物がでてきてたのしいー」ということでした。
動物の名前も覚えたりすることができたようで、本人もとても満足そうでした。見終わった後には、どんなエピソードを見たかお話をしてくれる時もありました。
メリット&デメリット
次に、アプリを体験してみて良かった点と良くなかった点について説明します。
メリット(よかった点)
まずは、よかった点です。
子供が使いやすい
アプリ自体は非常に使いやすく、Youtubeに慣れているアキトくんは全く戸惑うことなく使うことができていました。
カラフルなビジュアルで、子供の興味を引き出す見た目になっているのも好印象。
ジャンルの移動は、スマートニュースのように上にあるタブから選択するのですが、そこも大人が教えてあげるとすぐにやり方が理解できていました。
子供だけでなく親にとっても使いやすい見た目であるため、3才児でも操作の仕方を理解するのは全く難しくありません。
タブの色が異なるため、文字が読めない子供でも色でお気に入りのタブを識別して、好きな動画にたどり着く事ができます。
コンテンツの質が高い
アプリ自体は非常に教育的なコンテンツも多く、質もとても高いものが多かったと思います。
アキトくんも楽しんでみていましたが、大人も一緒に楽しんでみれるコンテンツも多くありました。
安全なコンテンツしか表示されない
ラフ&ピースマザーは完全に子供用のアプリなので、大人が子供に見せたくないなというようなプログラムがないというのも高評価ポイントで、広告がないのも良い点です。
子供に安全なコンテンツ、広告が無いと言う2点は、我が家で子供にタブレットを使わせる際には、非常に大きなメリットでした。
というのも、我が家では、子供に少し待ってて欲しい時(夕飯作りで手が離せないとき等)にタブレットを使わせる事が多いです。
その際に、子供に安全でないコンテンツがあると、そのようなコンテンツが出てこないか、親はずっと気にかける必要があります。
また広告があると、広告がでてくるたびに子供に広告をスキップするよう頼まれます。
これでは、我が家がタブレットを見せている目的(子供に少し待ってほしい時に使う)に合いません。
そのため、我が家にとってコンテンツが安全、広告が無いという2点は、とても助かりました。
デメリット(イマイチな点)
次にイマイチだった点です。
3才が楽しめるコンテンツは少ない
まだラフ&ピースマザーはコンテンツを増やしているところだと思うのですが、3歳児が見れるコンテンツというのはそこまで多くないかなという印象を受けました。
対象年齢が3歳からとありますが、実際にはもう少し上かなと思います。
小学校低学年くらいになると理解ができるコンテンツがグッと増える気がします。
特にちょっとしたゲームやオンライン教室などが使えると楽しさが倍増しそうです。
3歳だとゲームのルールがまだ理解できないため、残念ながらアプリ内にあるゲームはほとんど楽しめない状況でした。
とはいえ、ポチポチ押して画面の変化を楽しんではいたので、完全に楽しめないという訳でもなかったようです。
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プログラミングも学べるからSTEAM教育におすすめ
今回、アキトくんはまだ理解できないので体験できませんでしたが、プログラミング系のコンテンツも多く、STEAM教育に興味のある家庭にも適しているかもしれません。
単にビデオを見るのコンテンツだけではなく、オンライン授業で双方向にやりとりができる授業というのもあり、こちらも非常に面白そうです(オンライン授業には別途料金がかかる場合があります)。
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料金
最後に料金についてのお話です。
ラフ&ピースマザーは本来月額制の利用料がかかるのですが、最初の1ヶ月は無料で利用することができます。
そのため、使ってみようか悩んでいるお父さんお母さんでも気軽に試してみることができると思います。
最初の1ヶ月の後は、1ヶ月980円で利用することができます。一応無料プランも用意されていますが、実際には有料会員にならないとほとんどのコンテンツが利用できないため、有料会員は事実上、必須となっています。
コンテンツとしては、子供だけでなく大人が楽しめる内容も多くあるため、この価格だとコスパが良い方なのではないでしょうか。
また、1デバイス以上でのログインが可能であるため、家で見る用のタブレット、外出時に見る事ができるスマートフォンのように使いたい画面とデバイスに合わせて、使い分けができます。
今回はラフ&ピースマザーという教育アプリを試してみました。子供の満足度も高く、非常にオススメです!