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ロボットはゴーレム伝説(著者カレル・チャペック)がもとになっているって知ってた?

ロボットという名前をはじめて使ったのは、チェコのカレル・チャペックという作家(さっか)です。

チャペックはどうやってロボットというものをかんがえついたのでしょうか。

チャペックは古くからつたわるゴーレムという巨人の伝説がヒントになっているとかたりました。

そこでゴーレム伝説について知るために3つの特徴(とくちょう)についておはなしします。

フランケンシュタインとロボット三原則のはなし。

ゴーレムロボットと子ども

3つの特徴(とくちょう)とは、人間が作り出すこと、巨大で強力なこと、最後(さいご)には動(うご)かなくなってしまうこと、です。

まず、ゴーレムは人間が粘土(ねんど)から人形を作って呪文(じゅもん)をとなえることで動(うご)くようになります。

ただし、粘土の人形をうごかすためにはいくつもの約束(やくそく)ごとがあってそれを守(まも)らないとあばれるようになるのです。

ロボットも自分で考えることはできませんから、人間が操縦(そうじゅう)をまちがえると大事故(じこ)につながることがあるでしょう。

しかも、操縦方法(そうじゅうほうほう)はそれほど簡単(かんたん)ではありません。

つぎに、ゴーレムは時間とともにだんだん大きくなって人間よりもはるかに強い力を持つようになっていきます。

人間が約束事(やくそくごと)を守(まも)らないでいると、大変(たいへん)なことになってしまうのです。

科学(かがく)の進歩(しんぽ)によってロボットもどんどん強力になりたくさんの機能(きのう)をもつようになるに違(ちが)いありません。

その機能(きのう)の中には人間(人間)に被害(ひがい)をもたらすものもでてくるでしょう。

そして、ゴーレムの役目(やくめ)がおわったとき、人間は呪文(じゅもん)をかいた紙(かみ)をはりつけます。

するとゴーレムはただの粘土(ねんど)にもどってくずれてしまいます。

機械(きかい)やロボットも古(ふる)くなると故障(こしょう)したり、壊(こわ)れたりして使えなくなるときがくるのです。

そうなれば、ばらばらにされて捨(すて)られてしまいます。

鉄腕アトムは日本のロボット科学者の目標なんです。

ゴーレムとロボットの話

以上のようにゴーレム伝説の3つの特徴(とくちょう)についてお話(はなし)しました。

ゴーレム伝説ははるか昔(むかし)のお話(はなし)です。

しかし、わたしたちの知っているロボットとよく似(に)ているのではないでしょうか。

カレル・チャペックがゴーレム伝説からロボットを考(かんが)えついた理由(りゆう)を想像(そうぞう)してみるのもおもしろそうですね。

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