小学生向けプログラミング教室「LITALICOワンダー」がオンライン授業をはじめたらしいよ。どんな感じなんだろう?
そこで、実際に体験したのでレビューします。体験したのはひなちゃん(小4)。
ひなちゃん
体験レビューでは↓こんな疑問が解決できる内容になっています。
・人見知りの子供でもなじめる?
・先生は女性?男性?どんな人?
・料金はいくら?
以下、ひなちゃん(小4)ママの体験レポートです。
もくじ
コロナ禍で小学生もストレスが溜まる
新型コロナウィルスの影響から家で過ごす時間が増えたため、外へ遊びに行ったり、友人や知人に会う機会がめっきり減ってしまいました。
長時間家族だけで家にいるとマンネリ化からお互いストレスが溜まってしまいがちです。
何をするにもすぐに飽きてしまい、最終的にはタブレットやスマートフォンのゲームで遊ばせてしまうこともしばしば…。
ひなちゃん
しまいには「そこ違うんだけど!」「もう少し待ってよ!」とスマートフォンに向かって一方的に怒鳴っているひなちゃんを見て、ママはこのまま放って置くのは良くない、家族以外の第三者と話す機会を作らないといけないと思いました。
LITALICOワンダーオンライン体験を選んだ理由
↑リタリコワンダーで体験中の姉のみっちゃん
ひなちゃんの姉、みっちゃんは以前、LITALICOワンダーでロボットクリエイトコースの体験授業を受けたことがありました。
レゴのソフトウェアを使ってプログラムを組みロボットを目的地まで動かすといった内容でしたが終始楽しそうに取り組んでいました。
好印象でしたが実際に通わせるとなった場合、自宅から少し距離があったことと他の習い事をしていて授業の時間にスケジュールを合わせることが難しかったため入塾は見送りました。
それから少し時間が経ち、子どもの習い事をオンラインで行なっているところが増えている中、LITALICOワンダーもオンライン授業があることを知りました。
オンラインなら送迎時間や親の待ち時間もないので出来るかもしれないと思いLITALICOワンダーのオンライン体験に申し込みをしました。
姉のみっちゃんは中学生になり、部活や塾・友人関係に大忙し。妹のひなちゃんはやる気いっぱいです。
オンライン授業を受けるのに必要な環境
LITALICOワンダーオンラインの体験予約が完了すると予約確定のメールが届き、当日の接続URLの案内やオンライン授業の準備の説明が書いてありました。
まず授業を受けるのに必要なのはインターネットに繋がっているパソコンです。
ひなちゃんは自分のパソコンは持っていないので、私が仕事で使っているiMacで授業を受けることにしました。
次にオンライン授業で必要になるカメラとマイクはパソコンに内蔵されているので、我が家の場合はほとんど準備するものはありませんでした。
唯一やったことといえば、カメラを通して家庭感満載の部屋やわたしの姿が映ることを想定して、部屋の大掃除と身だしなみを整えました(笑)
普段パソコンを使う機会が少ない家庭は事前に準備をして、わからないところは早めにLITALICOワンダーに聞いておくと安心だと思います。
- インターネットにつながったパソコン
- マイクとカメラ
- ZOOM(事前ダウンロード)
*Windows8.1~またはMac OSX 10.5~推奨。
*カメラとマイクはパソコン内蔵もしくは外付けどちらでも。
*パソコンが苦手なママは電話すれば教えてくれます。
クリック!
慣れるまでは親のサポートが必要な場面も
ひなちゃんはオンライン授業がはじめてだったので、わたしも予定をあけて最初から最後まで付き添えるようにしました。
体験開始10分前になったら予約確定のメールに記載してある接続URLにアクセスをしてしばらく待つとLITALICOワンダーの先生から挨拶と簡単な自己紹介がありました。
その後1対1に別れましたが、担当は女性の先生だったので男性の先生が少し苦手なひなちゃんはほっとしていました。
ひなちゃん
授業はScratch(スクラッチ)という主に子どもを対象とした無料の教育プログラミング言語を使用しました。
Scratchはインターネットに繋がったパソコンがあれば誰でも無料で楽しめるアプリケーションで、キーボードの入力とマウスの操作で命令のブロックを繋げてプログラムを組んでいきます。
授業はひなちゃんのScratchを先生と画面共有しながら進めていきます。
わたしにとって画面共有は予想外のことで、仕事で使っているパソコンだと機密性の高いファイルや情報などがあるので画面共有で少しでもフォルダやファイルが見えてしまうのはリスクが高いと思いました。ちょっと心配。
先生のScratchの操作説明はわかりやすく、最初は指定されたプログラムのブロックをドラッグ&ドロップしたり速さの数値を入力してきました。
ひなちゃん
キーボードの数値入力やマウスの操作は、最初はわたしが見本を見せましたが慣れてくると1人で出来るようになりました。指示されたブロックが見つからなくて困っている場面が何度かありました。
↑共有画面に赤マルをつけて教えてくれます。
そのときはすかさず先生が画面共有上に「ここだよ〜」と声をかけながら赤丸をつけてくれるので、全然見つからなくて授業がとまってしまうことがなかったのもよかったです。
前半は先生の指示に従ってプログラムを組んでいきましたが、後半はひなちゃんが好きなキャラクターを選んだり、キャラクターの動く速度などを自由に決めてやっていました。
ひなちゃん
ここまで慣れてくると私が付き添わなくても取り組んでいたので遠くから見守ることに。
体験時間の終わりに近づいてくると、集中力が切れてきて少し姿勢を崩す様子が見られましたが、無事作品を作り終えることができました。
否定しない関わり方で人見知りでも馴染める雰囲気
リタリコワンダーの母体は就労支援や教育サービスを提供しているLITALICOなので、先生は子どもとの関わり方はオンライン上でも慣れている印象を受けました。
ひなちゃんは人見知りをするのではじめのうちは声が小さくて先生まで届かなかったのですが、「声が聞こえない」「届いていない」など否定することなく、励ましながら少しずつ場に慣れさせていました。
すると徐々にひなちゃんも笑顔が増えていき気づけば大きい声ではっきり話せるように。
ひなちゃん
体験中にひなちゃんが何度も同じ間違いをしてしまうときがありましたが、「間違っているよ」とは言わず、「ここだよ」と繰り返し丁寧に教えてくれました。
隣でみていたわたしのが「ここじゃないよ!」とつい口を挟んでしまうことがあり後から猛反省…。
LITALICOワンダーオンラインのメリットデメリット
メリット
1番のメリットは、自宅にいながら教育のスキルを兼ね備えたLITALICOワンダーオンラインの先生に1対1(もしくは小グループ)でプログラミングを学べることだと思います。
親の送迎や授業が終わるまで待つ必要はなく、オンラインで任せられるのは心強いです。
毎週決まった曜日・時間に授業を受けられる。
振替の回数が無制限。(前々日の24時まで)
デメリット
デメリットは月謝やパソコンを揃える場合はその費用と慣れるまで親が側にいる必要があるのでスケジュールを合わせる必要があります。
親が使っているパソコンだと万が一大事なデータが消えたりトラブルが起きた時のリスクが大きいので、子ども専用のパソコンがあった方がいいと思います。
LITALICOワンダーオンラインの料金
体験授業のあとは親にバトンタッチして先生からLITALICOワンダーオンラインの説明がありました。
子どもが慣れてくれば親がいなくても大丈夫なのでスケジュールは何とかなりそうでしたが、思っていたよりも費用は高く、つい「高いですね」とつぶやいてしまいました…。
子どものスキルアップに応じてUnityでゲーム作り、HTMLを使ってWebサイトを制作、アプリ制作もできるようです。
ただ、scratch(スクラッチ)は無料で使えるのでそれでこの月謝は高いな…と躊躇してしまいました。
Unityを使うコースはさらに月謝が高くなるようなのでプログラミングを習いたいなら入塾はじっくり検討する必要性があると感じました。
費用面で厳しい場合は、1対1や小グループでなく、講師ひとりに対して最大生徒40人の「Classroom Plan」だと費用をおさえることができるそうです。
ゲームアプリプログラミングコース
初心者向け。
人数 | 最初の1ヶ月は1体1のマンツーマン指導 2ヶ月目からは1~3人のクラス制 |
年齢 | 小1~高校生 |
内容 | オーダーメイド型授業 |
レッスン時間 | 60分/1回 |
受講料 | 入会金16,500円 週1回(月4回)19,800円 週2回(月8回)35,200円 |
ゲームアプリエキスパートコース
人数 | 最初の1ヶ月は1体1のマンツーマン指導 2ヶ月目からは1~3人のクラス制 |
年齢 | 小3~高校生 |
内容 | Unityを使ったゲーム制作、HTML/CSSを使ったWeb制作 等。 |
レッスン時間 | 60分/1回 |
受講料 | 入会金16,500円 週1回(月4回)24,200円 週2回(月8回)44,000円 |
受講料はすべて税込。
Classroom Plan
LITALICOワンダーとても良さそうなんだけど料金がちょっと高い・・・。
そんな小学生ママにおすすめはこちらのコース。
月謝が8,800円(月4回×60分)とリーズナブル、1クラス最大40人と多め。対象は小3~小6。
入会金無料キャンペーン
通常16,500円の入会金が今だけ無料になるキャンペーン中です。期間限定なので終了していたらゴメンナサイ。
通学とオンラインを比較してみた。
通学月4回コースの月謝は26,400円。オンラインは月4回コースの月謝は19,800円。オンラインのほうが安い。
ただし、通学コースは1回あたり90分、オンラインは60分となっています。
それから、ロボットを作るコース、3Dプリンターのコースと通学にしかないコースがあります。
ゲームやアプリを作るプログラミングに興味のある子供はオンラインのほうがおすすめです。
まとめ
ひなちゃんはオンライン授業自体はじめての体験でしたが、思っていた以上に楽しんで取り組んでいました。
家では家族以外の人と会話する機会がなかなかないので、第三者と話ができたのは親も新鮮でした。
授業とはいえ常に子どものペースを考えながら進めてくれるのは、LITALICOワンダーの先生方の子どもへの関わり方や経験が豊富だからだと思います。
間違えてもしまっても「違うよ」と言わない、子どもができるまで見守ってくれるので、続けるとプログラミングの力だけでなく子どもの自主性も育つのではないかと感じました。
公式サイト
しつこい勧誘はないので安心してね。