AI(人工知能)とロボットの進歩によって変わって行く未来
世間では、『AI(人工知能)技術やロボット技術の進化によって、世界が大きく変わる!』と盛んに言われています。
しかし実際に何が変わるのか、私たちの生活にどのような変化が生まれるのか、 具体的な話がなかなかでてこないのですよね。
それでは10年後20年後、私たちの生活はどうなっているのでしょうか。そして子どもたちが大人になったとき、どうすれば技術進歩の波に乗れるのでしょう。
映画や漫画ではない、来るべき将来を考えながら、わかりやすく解説しましょう。
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AIとロボットは人間が作り出した道具のひとつ
はるか昔、人類が誕生してから長い年月が経過して、私たちの今の生活があります。
人類の進化は、道具の進化として話す事も出来ます。
私たち人類の祖先は、道具を発明し、道具を洗練し、そして進化を続けてきました。
今の私たちの生活に欠かせないコンピュータやスマートフォンといった物も、発明された道具の進化なのです。
私たちの世代を0世代としたとき、お父さんお母さんの世代は1世代前、おじいさんおばあさんの世代は2世代前。
コンピュータが発明されたのが2世代前、インターネットが発明されたのが1世代前。 という事になります。
私たち人類は、この2世代で猛スピードの進化をしました。
子ども達が活躍するこれから先の世代では、さらにスピードを上げて進化するといわれています。
AI(人工知能)や、AIが操作をするロボットという物も、人類が作り出した道具です。
次世代の子ども達が大人になった時、その道具はどのように進化を続けるのでしょうか。
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人間の安全を守るロボット技術の進化
地球上にはさまざまな仕事がありますが、今ではどのような仕事でもコンピュータは必須の時代になったといえます。
コンピュータプログラムは進化をして、AI(人工知能)というプログラムを作る事に成功しました。
さらに、AI(人工知能)の進化は目を見張るものがあります。
AIという物を簡単に言うと、わたしたちの頭脳。
ロボットは手足、になります。
この先、AIが自分達で考えてロボットを操縦する。そんな時代が来るのでしょうか。
機械の進化はいつの時代でも、特定の分野から大きな発展をしている事が分かります。
それは、”人間の安全に関わる分野”です。
ロボットやドローンも機械の一種ですので、安全に関わる分野から大きく発展をすると考えらます。
では具体的に、10年20年後にどのようなロボットが活躍するでしょうか。 現在たくさん研究されているのが、ドローン技術といわれる物です。
ドローンとは”オスのミツバチ”と言う意味を持っています。
ミツバチのブーンと言う羽音がドローンの音と似ている事から名前が付きました。
例えば山岳救助を例に挙げてみましょう。
雪山で遭難をしてしまった人を救助する際に、救助隊が出動する事によって二次災害(新たな雪崩が発生する等)の危険性が高まってしまいます。
あらかじめドローンで遭難者を捜索しておければ、危険性が下がります。
道路や橋が分断されてしまった地域にも、最低限の食料や衣料品を届ける事も出来るでしょう。
火災現場では、救助ロボットが現場の奥まで入って、救助を待っている人達を助ける事が出来るでしょう。
このように救助用ドローンや、救命ロボットが活躍する事が期待されています。
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私たちの仕事はどのように変わるのでしょう
コンピュータ制御やロボット技術の進歩によって、私たちが行っている作業は効率化されるでしょう。
しかし、どれだけコンピュータやロボットが進化したとしても、制御の設定や最終確認をするのは人間になります。どんな時代が来ても、最終確認を行うのは人間の役割です。
人間が行う業務は大きく効率化されます。 しかし、コンピュータの設定やロボットの整備、メンテナンスといった仕事は必要です。どんな仕事でも、コンピュータや機械と上手に付き合う事が出来れば、きっと活躍ができます。
その為にも、柔軟な対応力や、論理的な思考が必要になるかもしれません。仕事で壁にぶつかっても、物事を順序立てて組み立てれば、解決できる事も多いと思います。
小さな頃から論理的思考のトレーニングをすることは、決して無駄ではありません。楽しみながら学ぶ楽しさを知る事は、きっと広い視野を持った大人に成長してくれると確信しています。
では、論理的思考を身に付けて、柔軟な対応力と思考力を養うにはどうすれば良いのでしょうか?ロボット教室では、そのような疑問を持つ方への一つの答えを提案出来るかもしれません。
将来を担う次世代の子ども達に、楽しみながら学ぶ喜びを知ってもらえれば、きっと良い未来が待っています!
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