プログラミングは英語や算数と深い関わりがあるって本当?
そんなんです、子どものうちにプログラムについて学んでおくと、英語や算数が得意になる可能性があるんですよ。
そこで今回は、英語や数学とどのように関係しているのかを説明します。
数学と同じく計算能力と論理的思考が必要!
数学では計算能力だけでなく、論理的な思考力も必要になります。特に文章や図形の問題は、論理的に考えないと解けない問題が少なくありません。
また、プログラムを作成するとき、計算能力や論理的な思考力が必要です。プログラムは命令の集まりですが、それぞれの実行回数や使用するデータ数などは計算によって求めます。コンピューターの世界では2進数や16進数などもよく使用されるので、変換の計算が必要になることも多いです。
また、プログラムのフローは論理的な思考によって決められます。特に大きなプログラムは、いくつもの命令が複雑に混じり合っており、論理的に正しくなければエラーが発生してしまいます。
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プログラミング言語のベースは英語!
プログラムは専用の言語を用いて作成します。その言語にはさまざまな種類がありますが、基本的にベースとなっているのは英語です。
それぞれの言語には文法があり、プログラムで用いる関数や変数定義などのルールが細かく決められています。
関数などの名称になっているのは、英単語やその一部であることが多いです。
たとえば、命令の条件には「if」を使用したり、日付の定義には「date」を使用したりします。プログラムの参考書は日本語で書かれていますが、開発環境のヘルプなどは英語で記載されていることも多いです。
また、プログラムの作成において分からないことがあると、外国のサイトを参照する必要があるケースも珍しくありません。
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数学と英語に早くから馴染めるメリット大
プログラムを作成していると、常に論理的な思考を行っています。そのため、日常生活においても論理的に考えることが習慣になりやすいです。続けていると、数学をはじめとした理系科目の素養を身につけられるでしょう。
また、プログラムの作成中は、多かれ少なかれ英語を書いたり読んだりしていることになります。
そのため、本格的に英語を学ぶ際に苦手意識を持ちにくくなります。プログラムを効率的に作成したいなら、英語を理解していることが望ましいです。ですから、プログラミングを好きになれば、英語を学ぼうという意欲も大きくなります。
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