2020年から小学校で必修となったプログラミング教育。一体どのような授業が行われるのでしょうか。
また、それに向けて親が今から出来る事とはどのようなことでしょうか。
今回は小学校におけるコンピューター技術の習得について紹介します。
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コンピューター技術の授業が2020年から必修になった。
2016年、文部科学省が2020年から小学校でのプログラミング教育の必修を発表しました。
すでに中学校では技術、高校では情報という授業でコンピューターを扱っていますが、小学校での導入が決まりました。
特に今後AIの普及など、コンピューター技術は社会でも不可欠な知識となっています。
そうした技術の進化についていくため、小学校でコンピューターの技術を学ぶという流れになったのです。
小学校においては2018年より英語教育も追加されたため、小学生への負担が増えるという懸念もありますが、時代の流れに乗り、将来世界的にも付いていけるスキルを身に付けるという狙いがあります。
プログラミング教育ではどのようなことを学ぶの?
プログラミングとは、コンピューターの処理するプログラムを作ることで、コンピューターを制御することも指します。
小学校の段階では難しい技術を学ぶことはありませんが、コンピューターに慣れる意味合いで基礎的な技術を身に付けていく授業が実施されると予想されます。
特にコンピューターは若い時の方が覚えやすいと言われていますし、小学生の内から繰り返し使うことで技術を身に付けることが出来るでしょう。
近年、民間でコンピューター技術を教える教室も増えてきました。
こうした技術を義務教育で行うことによって、すべての生徒に平等な教育をするというのが狙いの1つでもあります。
プログラミングは役に立つ
今後の社会を考えると、コンピューターを扱う技術は教養になりつつあります。
大学のレポートや会社の資料作成においては文章作成ソフトや表計算ソフトを利用できるのは前提です。
また、技術職ではなくてもホームページの作成やサイトの運営などが出来れば、人材としても重宝されることでしょう。
小学生の内からコンピューター技術を学んでおけば、将来役立つことも多いかもしれません。
そのためには小学校での必須授業はもちろん、民間のパソコン教室や小学生向けのロボット教室などに参加するのもひとつの手です。
早めに慣れておくことで、将来大切なスキルを身に付けることが出来るでしょう。
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