デジタル家電や電気自動車の普及にともなって注目を集めているのが、コンピューターを制御するプログラミングの技術です。
将来嘱望される技術だと言われていることから、小学生の子どもに習わせたいと人気を集めています。
そこで今注目されているのが、子ども向けのロボット教室です。そこで今回は、ロボット教室でどのようにしてプログラミングの習得にいたるのかをご紹介します。
まずは組み立てて動かすことから
まずはブロックやキットを使って組み立てることから始めます。
その過程の中で様々な部品がギアやモーターなどを使って、どのように動いているのかといった構造や仕組みについて、観察と実験を繰り返しながら学んでいきます。
最初は定められた指示通りに作れるようになることから始まります。
理解を深めることで写真を見ただけでどのような構造になっているのかを想像することができるようになります。
⇒ロボット教室、プログラミング教室、パソコン教室の違いとは??
ゲームの要素を取り入れながら電子工作に親しむ
構造や仕組みについての理解が深まると、今度は簡単なコードを書いてみたり電子回路を作ってみたりすることで電子工作の初歩を学びます。
LEDやモーターをセンサーで制御できるようになる段階です。
電気を通して自動的に動くことの驚きと、なぜそのように動くのか、どうすれば再現できるかを学びます。
まずは音によるLEDの点灯などの単純な動作から始め、少しずつ複雑で長いコードが書けるようになっていきます。
このようにして、ゲームなどの遊びの要素を取り入れながら、楽しくプログラミングの知識を習得していきます。
より複雑な動きをするためのプログラミングに挑戦!
問題解決を実現する さらに理解が深まってきたら、今度は二足歩行や自律行動などの複雑な動作をプログラミングすることに挑戦します。
また、この頃になると1人で製作するのではなく、得意分野の異なるメンバー同士が集まって共同制作を行うことで、チームでのものづくりの楽しさや大切さも学びます。
ロボコンなどのコンテストや大会に出場するなど、これまで学んだ成果を、オリジナリティを発揮して活かすことができるようになるでしょう。
コンピューターを自分の思い通りに動かすにはどうしたらいいのかということはもちろんのこと、与えられたミッションを効率的に達成するためにはどのような動きをすればいいのかということを学ぶことも大切です。
そのような問題解決のための思考と感性を養うことができるのが、ロボットを通して学んでいくことの大きなメリットです。
ロボットプログラミング教室の選び方
『教室の選び方がわからない?』というパパ・ママは多いのでは?
そこで失敗しない教室の選び方をポイントを絞ってご紹介します。
目的に合った教室を選ぼう!
「プログラミング」を学びたいのか、「ロボット」を作りたいのか、目的を明確に。
「プログラミング教室」は、プログラミング言語を学んでゲーム作りやアプリ開発をする、IT系の習い事です。
一方「ロボット教室」は、ロボット作り(ハード面)とプログラミング(ソフト面)の両方学び、モノづくり全般を勉強します。
通いやすい教室を選ぼう!
教室が遠いと通うのが大変、ママも送り迎えが面倒になりますよね。
続けやすい環境の教室選びは重要。
大会を実施している教室を選ぼう!
『ロボット大会に出場する!』という目標をもって学習を進められるのはポイントが高い。
大会では勝敗がはっきりしますよね、負けて悔しい子ほど成長します。
月謝・費用は入会前にしっかりチェック!
費用は入会金、月謝、テキスト代、教材(ロボットキット)。
入会後に予定外の費用が発生しないようにしっかり確認しましょう。
体験授業に参加しよう!
飽きずに続けられるか子どものやる気をチェック!
イキイキと楽しんでいるかな?真剣に取り組んでいるかな?
そして、先生との相性・教室の雰囲気・ほかの子どもたちと仲良くできそうか、確認しましょう。
体験授業に参加してイチバンわが子にあった教室をみつけよう!
*ロボットプログラミング教室は人気急上昇なので、どの教室もしつこい勧誘はありません。