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知育玩具とは?効果の科学的根拠はある?研究論文を調べてみた。

知育玩具の科学的効果

どうせおもちゃを買うなら、子どもの成長に役立つ物を買いたいものですよね?そこで気になるのが知育玩具です。

おもちゃ売場に行くといろいろな知育玩具が並んでいます。知育玩具は本当に効果があるのでしょうか?どんな物を選べば良いのでしょうか。

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知育玩具とは?

知育玩具とは?

知育玩具はおもちゃの一種ですが、子どもの能力を高めるために工夫されています。パッケージに対象年齢が書かれているので選びやすそうですが、あまりにたくさんの種類があります。

パズル、積み木、ブロック、国語や算数に役立つものからプログラミングの勉強まで、多数のカテゴリーが用意されています。価格も安いとは言えませんので、できれば効果があって長く遊べるものを選択したいですね。

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子どもを賢くする遊び

知育玩具と言っても遊び道具であることにかわりありません。まずは、何が子どもの成長をうながす遊びなのか、調べてみましょう。ある幼稚園のサイトに子どもを賢くする4つの遊びが紹介されています。

  • 0、1歳から:「機能遊び」手先の感覚、器用さの獲得
  • 2歳から:「象徴遊び」模倣を通じた社会的役割の理解
  • 3歳から:「構造遊び」空間認知、創造性、協調性の獲得
  • 4歳から:「ルール遊び」集団における規律の理解

子どもを賢くするには、年齢に応じて社会性、創造性、協調性、規律など、学力以外のいわゆる非認知能力と言われるものを高める必要があり、それらは遊びの中で獲得していきます。

知育玩具というと学力を高めるイメージがありますが、非認知能力を高める効果も考える必要がありそうです。

おすすめの知育玩具

steam教育 おもちゃ

子どもを医者にするための教育を教える「幼児教室ひまわり」の熊野貴文医師は、脳を鍛え、賢い子どもを育てる知育玩具は、積み木粘土だといっています。

積み木や粘土は手先を使って器用さをうながします。一つ一つはパーツでしかありませんので、自分で工夫することが求められます。最初は手指を使って遊ぶだけですが、徐々に自分でイメージしたものをつくっていくことになります。

自分でイメージしたものを形にすることで、想像力、空間認識力、集中力が、そしてイメージしたものができあがることで自己肯定感が高まっていきます。

雑誌「プレジデントファミリー」が、現役東大生の母親60人に「就学前に積み木やブロックなど知育グッズで遊んでいたか」というアンケートを行っています。

積み木遊びを「ほとんど毎日」していたと答えた東大生家庭51.7%に対し、一般家庭は29.9%でした。積み木と東大合格に因果関係があるとはいえませんが、良い影響はありそうです。

知育玩具には音が出たり、キャラクターが飛び出したり、さまざまな仕掛けがあるものが多く見られますが、積み木や粘土のようにシンプルなものは、子ども自身が工夫をしなければならないため、脳を活性化させるのかもしれません。年齢に応じて、長い期間、遊べることも魅力ですね。

一方、慎重に選択する必要がある知育玩具もあります。それはパソコンやタブレットを使ったものです。米国小児科学会や日本小児科医会がスマホやタブレットの使用の制限を推奨しています。

長時間使用による斜視などの視力障害や、幼児の脳の発達の遅れ、子どもの睡眠障害、うつ症状が懸念されているためです。現代社会でパソコンやタブレットを使用しないわけにはいきませんが、あえて乳幼児にタブレット型の玩具で遊ばせる必要はなさそうです。

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玩具を与えっぱなしではいけない

玩具を与えた後の親の関与が大切という考えを紹介する論文があります。その中で、子どもが一人で玩具と遊ぶよりも、子どもと玩具に親を中心とした人を加えた三角形の関係が、子どもの成長に大きな役割を果たすと述べられています。

一人で遊ぶだけでなく、まわりの人が「うまくできたね」と子どもに共感してあげることでコミュニケーション能力が養われます。

一緒に一つのものをつくりあげると協調性が育まれます。親が玩具で遊ぶ子どもの隣にいても、スマホや親同士の会話に夢中では効果が限られます。大人が子どもの遊びに積極的に関わることが重要と言えるでしょう。

木製玩具の効果

積み木というと木製が多いですが、木製の玩具にはプラスチックなどの玩具と違った効果もあります。木育という言葉を聞いたことがあるでしょうか。林野庁が推進する子育てに木を生かす取り組みです。

桜美林大学・林秀紀氏が木製玩具で遊ぶ子どもたちを観察調査したところ、天然樹木のぬくもり、香り、手触りが子どもの五感を刺激し、重要な認知発達時期に木の玩具を用いて遊ぶことには、感性豊かな子どもを育む効果が確認できるとしています。木製の知育玩具は一つの選択肢となりそうですね。

*林野庁 木育 https://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/kidukai/mokuiku.html
*桜美林大学・林秀紀「子どもたちの持続的な未来をつくる・子どもの健やかな成長を促す木の教育玩具」(デザイン学研究特集号28巻,2020年)

楽しくなければ効果はない

幼少時の子どもの脳の神経回路は未発達な状態です。無理に学習させることは脳への負担となり、子どもが本能的に学習を嫌いになる可能性があります。

幼少期は学力よりも、好奇心や社会性を身につけていく時期です。そして、これらの能力は遊びの中で育まれます。子どもにとっては楽しくなければ遊びではなくなってしまいます。知育玩具も子どもが楽しく遊べることを選択基準にすると良いでしょう。

そう言っても、知育玩具を次々に買い換えることはできません。今は定期的に知育玩具が交換できるサブスク・サービスもあります。子どもが長く楽しめ、親子一緒に遊べる知育玩具を選ぶことで、子どもの成長をうながしたいものです。

【参考文献】
(1)学校法人三橋学園夏見台幼稚園「遊び・おもちゃがこどもを賢くする12の理由
https://www.treponte.jp/9sai/asobi-07.html
(2)幼児教室ひまわり「知育玩具の効果と創造性を培う方法」
https://www.himawari-child.com/knowledge/4522.html
(3)常葉大学・村本宗太郎「玩具を用いた子どもの遊びと親の関与に関する一考察」(立教大学まなびあい13号,2020年)
https://rikkyo.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=20348&item_no=1&page_id=13&block_id=49
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssds/28/1/28_28_1_15/_article/-char/ja/

この記事を書いたのは

大学の先生

30代
あっ君パパ
京都大学大学院修了
博士(工学)

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