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小学生の非認知能力は鍛えられる!具体的にどうしたらいいの?

非認知能力

最近、教育熱心なママたちに注目されている非認知能力

非認知能力は重要だから、勉強よりも優先されるべきだという方もいます。

では非認知能力とは一体何なのでしょうか。また、小学生の非認知能力はどうすれば鍛えることができるのでしょうか。

元塾講師で2児の母が解説します。

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非認知能力とは?

小学生の非認知能力の研究をする学者
【非認知能力とは?】

  • 自己認識:自分に対する自信がある、やり抜く力がある
  • 意欲:やる気がある、意欲的である
  • 忍耐力:忍耐強い、粘り強い、根気がある、気概がある
  • 自制心:意志力が強い、精神力が強い、自制心がある
  • メタ認知ストラテジー:自分の状況把握、理解度の把握
  • 社会的適正:社会性がある、リーダーシップがある
  • 回復力と対処能力:すぐに立ち直る、うまく対応する
  • 創造性:創造性に富む、工夫をする
  • 性格的な特性:神経質、外交的、好奇心が強い、協調性がある、誠実

非認知能力とは学力とは違い、測定が難しい力で忍耐力、意欲、粘り強さなどを指します。

例えば、何かやっているときにできないとすぐに投げ出すのではなく、粘り強くそれに取り組む子には非認知能力があるといえます。

非認知能力がある子どもは確かに学力も伸びやすいでしょう。

塾で教えていると生徒を10人同時に同じように教えても、理解度が全然違います。

全員が同じ授業を受けているのに、なぜこれほど差が出てしまうのかという疑問は常にありました。

その理由としては勉強に興味がない、やる気が見られない、すぐにあきらめてしまうなどの理由があげられました。

それらの能力のことを今は非認知能力といい、注目されるようになっています。

しかし、こうした能力をまとめて非認知能力だというのが分かっても仕方がありません。問題はどうすれば「非認知能力を鍛えることができるか」です。

またもうひとつ気になるのが、「非認知能力は幼児期に鍛えるべき」という主張です。幼児期を過ぎた小学生の子どもを持つママはココ気になりますね。

まず「非認知能力を鍛える方法」について述べてから、「非認知能力は幼児期に鍛えるべき」という主張について考えたいと思います。

⇒「自己有用感に裏付けられた自尊感情」を育むための方法

小学生の非認知能力を鍛える方法とは?

サイエンス・科学・宇宙の興味を深める習い事

非認知能力の重要さが分かっても、それを実際に向上させることができなければ意味がありません。

しかし、非認知能力を向上させる方法はそんなに難しいことではありません。なぜなら認知能力と違って、知識を教えるというものではないからです。

ここでは非認知能力を向上させる方法として3つ紹介します。

子どもにやりたいことを見つけてあげる、やらせてあげる

宇宙にいって宇宙人と話がしたい小学生。

まずは興味があることをやらせてあげることが大切です。

興味があることであればどの子も積極的に問題に取り組むことができますよね。

例えば昨今話題のプログラミング教育ですが、勉強にはあまり興味が無い子でもプログラミングになると、いきいきとプログラミングに取り組んでいます。

勉強とプログラミングを同じ生徒に教えるとプログミングと勉強に対する取り組みの違いがよく分かります。

しかし、プログラミングで自信を持つと、勉強についても取り組もうという意欲が出てきます。

非認知能力が低い子は途中であきらめる子が多いです。

その理由は「自分がこれをやってもできるようになれない」と思っていることと「こんなことは自分にはできない」と思っているからです。

つまり、受験で合格するためにやるべきことが分かっても、それをやっても合格できないと思えばやりませんし、そんなにたくさん勉強できないと思えば努力しません。

ママは何をきっかけにしてもいいので、子供には物事に挑戦するように促してあげましょう。

親が先回りしない

考古学者になるのが夢。

子どもを育てていると、ついつい親が先回りしてやってあげてしまうことがありますよね。

「こうすればうまくいくのに」と親心でやってあげるわけですが、そうすることで子供はだんだんと自分ではやらなくなってしまいます。

そして失敗が怖くなってしまいます。

何でも挑戦するためには失敗してもいいと思わなければできません。

失敗しても挑戦し続けられる子どもは忍耐力があるといえます。失敗すると分かっていても、ママは失敗を見守ってあげるようにしましょう。

⇒子どもは失敗を経験することで成長する。先回りしちゃう過干渉ママは要注意!

頑張っていることを認めてあげる

大好きなママの絵を描いてプレゼントするんだ。

勉強などは特に顕著ですが、がんばっていても点数が悪いとどうしても親は厳しい態度に出てしまいませんか?

しかし、大切なのは結果ではなく、そのプロセスです。

もちろん、全く違う努力をしていてはいけないので、間違っていれば違う方法を試す必要があるわけですが、結果が悪いからといって、全てダメとしては行けません。

必ず努力していることを褒めてあげるようにしましょう。

特に小さい子はそうした態度が必要です。ぜひ試してみてください。

⇒子供を叱る?褒める?ベストな割合ってあるの?

非認知能力は乳幼児期にしか鍛えられない?

乳幼児のために買い物をする母親

非認知能力の研究ではヘックマンが有名ですが、彼の研究結果では非認知能力がもっとも伸びるのは10歳までの乳幼児期だと言われています。

つまりこの主張だけ聞くと10歳までの子供しか可能性がないと思われるかもしれません。

しかし、もっとも伸びるのが10歳までというだけで、それ以降も非認知能力を鍛えることはできます。

そうは言っても大人になってからよりも、子どもの時期の方が伸びる可能性は高いです。

つまりなるべく早い時期に、非認知能力が伸びる訓練をする必要があります。

私も小学生と中学生に勉強を教えたことがありますが、小学生の方が中学生よりも伸び率が高いです。

それはなぜかというと小学生の方が先生の意見を聞きやすいからだと思います。

小学生の方が中学生よりも素直ですよね。その結果として、小学生の方が非認知能力は向上するわけです。

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非認知能力を伸ばせる小学生の習い事

グローバルに活躍できる大人になるには、認知能力に加え、非認知能力(考える力、やりきる力)を幼児・小学生の時期に伸ばすことが重要です。

学校生活や社会人になったとき、直面する課題を解決するためには、一人で解決する能力だけでなく、チームで協力して問題に取り組み解決する能力が必要になります。

ロボット教材を用いたプログラミング学習は、非認知能力を伸ばすことができる!

ロボット競技などはチームで協力して、仮説・検証・実験を繰り返します。考える力、最後までやりきる力が自然に養われます。

*総務省 若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業より一部引用https://www.soumu.go.jp/programming/023.html

認知能力も重要

いっぱい遊んで勉強して認知能力も鍛えてほしい

ここまで非認知能力の重要性を述べてきましたが、一方で、認知能力は必要ないかと言えばそうではありません。

認知能力は学力のことを指しますが、いくら認知能力が高くても努力をしなければ認知能力を高めることはできません。

非認知能力はあらゆる能力のベースであるといえます。そのうえで認知能力を向上させていきましょう。

認知能力は社会に出て仕事をする際に必要となる能力です。認知能力がなければ仕事をすることは難しくなります。

そういう意味でも、これまで同様にママはわが子の学力・認知能力を鍛える訓練をしていきましょう。

⇒子供の創造的思考力・発想力を育てる5つのポイント。

「小学生の非認知能力の鍛え方」まとめ

親は子供の非認知能力を鍛えてあげましょう。

ここまで非認知能力の重要性とその鍛え方についてお伝えしてきました。

非認知能力はあらゆる能力のベースになるものです。この能力は乳幼児期に鍛えるのがもっとも適しています。

このコラムに書かれている方法を実施して、非認知能力を高めるようにしましょう。

また小学生であっても非認知能力は伸びていきます。

子供の非認知能力を高めたいママは、年齢に関わらずここに書かれている方法に挑戦してみてください。

非認知能力は重要な能力ですが、認知能力(学力)が必要ないという意味ではありません。

これまでと同じように認知能力を高めるべく、毎日の学習を子どもたちにはしてもらいましょう。

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この記事を書いたのは

じゅん君ママじゅん君ママです。

2児の母。大学院修了(博士)。

学習塾にて9年間中学受験の指導をしていました。