これからの時代を生きる子どもたちに欠かせないプログラミング。2024年以降は大学入試にも登場?
プログラミング、と聞くとつい身構えてしまうママ・パパはいませんか?
私もそんな親世代の一人ですが、実はこのプログラミング、例えば私たちが毎日当たり前のように使うスマートフォンやパソコンを含む電子機器や電化製品、移動手段として欠かせない乗用車や電車にも搭載されているコンピューターシステムなのです。
つまりプログラミングが正常に機能していることで、私たちは日々安全で快適な生活を送れているといっても過言ではありません。
特に最近では小学校の授業にもプログラミング学習が定期的に組み込まれており、どのような形でかはまだ未定ですが、2024年以降は大学入試にも登場する予定なのだとか。
これからの時代を生きる子どもたちにとっては、一定以上のスキルが求められるプログラミング。
それだけ注目されているからこそ、子どもの新しい習い事の一つとしてぜひ取り入れたいと考えている家庭も実際増えてきています。
もくじ
「テックキッズオンラインコーチング」体験レッスンをレポート
最近は新型コロナの影響もあり、通学形式の習い事はなるべく避けたい…と考えているママパパもいますよね。
「テックキッズオンラインコーチング」はその名称通り、自宅で好きな時間にプログラミング学習を学べるシステム。
他の習い事と並行して学習したい、自宅にプログラミング教室がない…そんな悩みをお持ちのご家庭にもぴったりです。
パソコンのZOOMを使用して体験できる「テックキッズオンラインコーチング」のお試しレッスンは、所要時間は実際のレッスンが60分、その後の保護者説明が30分の合計90分です。
オンラインとはいえコーチとのマンツーマンレッスンなので、より本格的なスキルを習得できるとのこと。
なんだか良さそうだぞ!ってことで今回はこのお試しレッスンを、我が家のハル君(小学4年生男の子)が体験したのでママがレポートします!
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ゲーム感覚で子どものやる気を育てながら学習
いよいよ迎えたお試し体験レッスンの日は、なぜかパソコンのZOOMが絶不調。
他の方法を探して頂いたり、再起動に時間がかかりと30分以上もスタートが遅れてしまいました。
にもかかわらず根気よくお待ちいただき、数々のアドバイスで支えてくださった女性コーチには頭が下がります。
30分遅れで、女性コーチと息子の挨拶からようやくスタートしたお試しレッスン。
ハル君はプログラミングには興味があるものの、ゲームは自ら作るより既存のものを楽しみたいタイプ。
親としてはもう少しゲームのシステムに興味を持ったり、「自分だったらこんなゲームを作りたい!」とアイデアを出してくれる子になってほしいと思っていました。
そんなハル君の興味を少しでも引くよう、女性コーチが気さくに話しかけつつ上手にリードしてくれます。
ちなみにテックキッズスクールは、IT企業の「サイバーエージェント」によって運営されています。
アメーバブログやAbemaTVなどを手掛ける会社といえば、ピンとくる人も多いかもしれませんね。
インターネットのプロの本格的な知識が詰まった教材だからこそ、「プログラミング自体初めて!」というお子さんにも安心なシステムになっているんですね。
我が家はこれまで「スクラッチ」や「アーテックエジソンアカデミー」などいくつかのプログラミング教室をお試ししてきました。
特にこうしたオンラインでのプログラミング学習の場合、「ゲーム感覚」で楽しめるレッスンが主流。
「勉強」ではなく「ゲーム」としてレッスンを進めることで子どもたちの苦手意識をなくし、また自ら意欲的に学習に取り組めるのがポイントです。
「テックキッズオンラインコーチング」も例外ではなく、用意されたゲーム世界の中で次々に現れる問題をクリアしていくシステム。
ゲームを楽しみながらいつの間にかプログラミングまでマスターできるなんて、ちょっとお得な気分になりますよね。
最初に女性コーチが、信号やエレベーターなど、日常の中でプログラミングが使われているものをヒントを出しながらハル君に教えてくれます。
「そんな物まで!」と、初対面の先生にもかかわらずハル君も早速興味しんしん。
少し慣れてきたところでプログラミングの簡単な説明と操作に移ります。
プログラミング画面を共有して作業を進めるのですが、この間もZOOMによるマンツーマン指導は続いているので、不明点や操作ミスのフォローもバッチリです。
ミニゲームを作成。自分で組み立て動かすことで達成感大!
ますは基礎の基礎となる、プログラミングのシステムと操作方法。
画面の中のキャラクターを、プログラミング操作によって実際に動かしてみます。
最初に「行動」を決める主軸のブロックを置き、その下に細かい指示を記載したブロックを連ねていくだけ。
一見難しそうですが、マウスでドラッグするだけで簡単に移動や変更ができるので初心者の子どもにもできます。
右脳的な操作でプログラミングが学べるのは、小さな子どもにとっても嬉しいポイントですよね。
例えば「10歩進んで止まる」など自分で指示内容を変更しその通りにキャラクターが動くと、説明段階では少しつまらなそうにしていたハル君も大興奮。
何度か操作を間違うこともありましたが、女性コーチがすぐに指摘・修正してくれるので、せっかちなハル君もヤケにならず続けることができました。
ある程度仕組みが分かったところで、今度は主人公のキャラクターが落ちてくるバナナから逃げる簡単なミニゲームを作成。
まず主人公のキャラクターを、用意されている一覧から選びます。
いかにも対戦ゲームのヒーローっぽいカッコいいキャラクターが見つかり、ハル君もご満悦。
キャラクターが決まったら、次はバナナが当たると鳴る効果音を選択します。
こちらもずらりと並ぶ一覧から実際に試し聴きをしながら選べるので、ハル君も悩みながらも楽しそうに操作していました。
音楽1つでゲームの雰囲気がまったく変わってしまうのも面白いですよね。
最終的にプログラミングでゲーム画面に選んだ音楽を組み込み、実際に操作して本当に音楽が鳴るのか試してみます。
落ちてくるバナナから逃げるのが意外と難しく、4~5回かわしたところでいつもゲームオーバーになる主人公。
それでもちゃんと選んだ音楽が鳴ることで、息子も達成感を味った様子でした。
気になる学習内容と受講料は?
最後に、実際のレッスンで使用する教材「CUREO」で少し遊びます。
舞台は2200年の近未来都市、キュレオシティ。生徒はその街でモノを作る人、「キュリエイター」として参加し、突然、悪(バグ)によって崩壊してしまった世界を元に戻していく…という壮大なストーリー展開にワクワクしてしまいますね。
ゲーム内に用意されているレッスンは全部でなんと420項目もあり、プログラミングの基礎となる30の知識を着実に習得していける内容。
ステージをクリアするたびに新しいキャラクターをもらえたりと、子どものモチベーションをアップさせるポイントも盛りだくさん。
可愛いキャラクターの「アルゴ」がガイド役として付き添ってくれるので、楽しみながら学習を続けられそうです。
「テックキッズオンラインコーチング」のメリットは決まった時間に教室に通う必要なく、好きな時間に自分のペースで自宅などで学習を進めていけること。
ではまるっきり個人任せなのかといえばそうではなく、月に3回、各30分間の担当コーチとのマンツーマンオンライン面談が用意されています。
この面談中に学習の進行度合いのチェックや、これまでの学習でつまずいた箇所を質問できたりするわけですね。
オンライン面談の時間は平日の夕方か土日で、毎回決まった時間が用意されているのでその都度予定を確認する手間も省けます。
またどうしてもスケジュールが厳しい時は1回だけですが毎月の最終週に振り替えることができるので、急な予定変更があっても安心ですよ。
対象 小学3年~6年生のプログラミング初心者
面談時間 平日夕方・土日(各30分)
受講料 12,000円(税別)/月
支払い クレジットカード決済のみ
レッスン自体は、空いた時間にこのステージをコツコツクリアしていくことが基本の課題。
なので特に我が家のハル君のように、自分自身のスケジュール管理ができないタイプの子には不向きでは…と心配されるママもしますよね。
その疑問もぶつけてみたのですが、普段1人で学習ができない子に対してはオンライン面談の30分間で担当コーチと一緒にレッスンを進めることも可能だそうです。
お子さんのタイプによっては、自宅での親の声掛けもある程度必要になりそうです。
「テックキッズオンラインコーチング」まとめ
結局2時間以上もかかってしまいましたが、最後まで楽しく雰囲気を盛り上げてくれた講師の女性に感謝しつつお試しレッスンは終了。
最初は少し退屈そうにしていたハル君でしたが、いざゲームが始まると身を乗り出す勢いで操作しだしたのが印象的でした。
ハル君に感想を聞いてみると、「分かりやすかったし、本物のゲームみたいで面白かった」とのこと。これを機にゲームを「プレイする」ばかりではなく、「作る」興味にも目覚めてもらえたら親としては言うことなしですね。
今後ますますその需要が高まり、実際にスキルが求められていくプログラミング。
だからこそ我が子にはより質の高いレッスンを受けさせてあげたいと思うのが当然の親心でしょう。
子どものタイプや勉強ペースに合った教室を選ぶことが、継続的に学習を進めるための近道だといえそうですね。
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