小さいころから続けてきた子どもの習い事。
やっと上手になってきたと思っていたら、子どもが「辞めたい。」と言ってきた。
そんなときはいったいどうしたらよいのでしょうか。
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その習い事はだれが、いつ、どうやって決めたの?
習い事といえば、ピアノ、習字、バレエ、ダンス、スイミングやサッカー、最近ではロボット・プログラミング、将棋なども習い事にあるように、その種類はとても豊富です。
習い事を始める年齢は子どもによってちがいますが、小学校入学の前後に始める場合が多いようです。
子どもが小さいころから始める習い事の多くは、子ども自身ではなく、親が何を習うかを決めていることが多いと思います。
選ぶ基準は、いろいろあると思いますが、「親」が「子どもが小さいとき」に「親の夢や願い、子どもの適性」をみて決めたものがほとんどです。
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辞めたいと思うことは誰にでもある
子どもは、習い事を続けていく中で、「やってはいるけれど、あまり好きではない」、「なんとなくおもしろくない」、「ぜんぜん上手にならないから、つまらない」などと感じることがあるようです。
自分はちゃんとやっているつもりでも、上達を感じなかったり、やっていておもしろさを感じなかったりしたら、やりたくなくなるのは、ごく当たり前のことですよね。
そう思うと、子どもが辞めたいと言い出す気持ちも理解できるような気がすると思います。
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しばらく様子をみる
子どもが習い事を辞めたいと言ったら、叱ったりしないで、しばらく様子をみましょう。
子どもが辞めたいと言ったあとのレッスン日に、体調不良や他の理由でお休みをしたがった場合は、無理に行かせず、その日はお休みさせてあげてもよいかもしれません。
体調不良ではないかも?と思うこともあるかもしれませんが、あまり詮索したり、嘘ではないかと責めたりするのはやめたほうがよいでしょう。
また、「行きたくないから、お休みしたい。」と正直に言った場合でも、お休みをさせてあげて、一緒にくつろいでもよいかもしれません。
お母さんが自分の気持ちをわかってくれたことで安心して、辞めたい気持ちが薄らぐかもしれません。
お母さんが心配な気持ちもよくわかりますが、子どもにあれこれ聞くよりは、辞めたいと思う理由を想像し、それとなく聞きながら子どもの心をほぐしてあげるとよいでしょう。
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どうしても辞めたいという場合
辞めたい理由を子ども自身がはっきりと自覚した場合は、どうしても辞めたいと言うこともあるでしょう。そんなときは、辞めるのではなく「お休み」という方法をとるのもよいかもしれません。
それまで、一生懸命にやってきた習い事を「辞める」というと、あきらめたようで子ども自身が自分の行動を、肯定的に捉えにくくなります。
子どもには、できるだけ、自己肯定感を高くしてあげることが大切なので、「辞めなくてもいいよ。しばらくお休みにしたらどうかな?」と言ってみるのも一つの方法です。
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「子どもが習い事を辞めたい!親はどうしたらいいの?」まとめ
子どもの習い事は、できるだけ長く続けて欲しいと思うのが親心ですよね。けれど、大きくなるにつれて、子どもも自分の好みがわかってきたり、向き不向きも感じてくるものです。
子どもの適性をあるところで修正することが、子どもにとってよいこともあります。もしかすると、別のことを始めたらすごい力を発揮するかもしれませんよ。
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