富士通は日本の大手電機メーカーとして広く知られているでしょう。
この富士通は通常の経済活動のほかにも社会貢献活動もいろいろと実施しています。
震災復興支援・家族ロボット教室は2011年に発生した東日本大震災の被災地でロボット教室を展開しています。
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ものづくりの楽しさを感じてもらうために
震災復興支援 家族ロボット教室は、東日本大震災の被災者を対象にしてロボットの組み立てやプログラミング技術について楽しみながら学習できる教室です。
東北地方の被災者に目標を持ってもらうことで、前向きに人生を歩んでほしいという思いがあります。
そのほかに子どもたちの現状の問題も関係しています。子どもたちは近年理数離れが進んでいるといいます。
この傾向を止めて、ものづくりの面白さを感じてほしいという意味でも、富士通ではこのような震災復興支援 家族ロボット教室を行っているといいます。
自主的に試行錯誤することの楽しさ
「教室」といわれると、先生が生徒に一方的に指導するスタイルをイメージするかもしれません。
しかし震災復興支援 家族ロボット教室では、モノを教えることは最小限にとどめています。
教材の使い方やパソコン・プログラミングで必要な操作に関する説明だけです。
基本的に自分でロボットを作っていきます。もちろん困った場合には、講師がアドバイスしてくれます。
しかしはっきりとした答えは与えずに、自分で問題の解決を図るスタイルをとっています。
能動的に進められるので、出来上がったロボットは「自分の作ったもの」とはっきり実感できるでしょうし、出来上がった時の達成感も大きくなります。
家族一緒になってロボット制作します。
家族で協力しながらロボットを作るので、コミュニケーションも増えるでしょうし、親子のきずなも今まで以上に固くなります。
実績のあるロボット教室
富士通の実施している震災復興支援・家族ロボット教室ですが、すでに東北地方では広く浸透しているようです。
その中でも岩手県からスタートしたこともあって、岩手県では多くの教室が開催されました。
すでに岩手県だけでも参加者が1000組を突破しました。
そのほかにも平成29年度科学技術分野の文部科学大臣・科学技術賞の受賞や2013年のキッズデザイン賞の奨励賞も受賞実績があります。
これだけの実績があると、受講者の間でもとてもよい評判ですので、安心して受講できるでしょう。
富士通・震災復興支援家族ロボット教室の所在地
東北