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子供がプレゼンテーション能力を磨くことで身に付く力。

子どもがプレゼンすることで養える能力とは?海外でも通用する大人になろう。

ロボットプログラミング教室の中には、ものづくりの技術を習得するだけでなく、みんなの前で発表(プレゼンテーション)することも学べるスクールもあります。

そこで今回は、プレゼンテーションで養える能力とはなにか、について考えてみたいと思います。

小学校の授業では人前で発表する機会が増えている

ロボット教室でプレゼンテーションの勉強もできます。人前で話すの恥ずかしいね。

最近の小学校などでは私が小学生だった頃とは異なり、能動的に学習するスタイルの授業が増えているそうです。

この授業の中にはいわゆるプレゼンテーションが含まれることがあり、人前で発表する機会がとても多くなっています。

これまで行われてきた先生が授業をするスタイルの授業は「一方向的な授業」と呼ばれ、生徒が受け身になってしまうために学習効果が低いという点が指摘されてきました。

その点、生徒が能動的に参加する授業の場合は、先生が生徒によく質問し、生徒が発表するというスタイルのため、従来の授業と比べて学習効果が高いと言われています。

この能動的な授業のなかの一つのキーとなる要素が「人前で発表すること(プレゼンテーション)」となっています。

小学校の授業においては、話し合いの授業や、生徒が調べたことを発表する、のようにしてプレゼンを組み込むことが多いようです。

欧米では既にこのような能動的な授業は教育の中心となっており、アクティブラーニングとして浸透しています。

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子供がプレゼンテーション能力を鍛えることで身に付く3つの力

ではこのプレゼンテーションでは子どもたちのどのようなスキルを身に付けることができるのでしょうか。

いろいろな意見があると思いますが、私はプレゼンテーションで主に次の3つの力が身に付くと思っています。

3つの能力

学校で発表する練習をすると子どもボット博士

  1. パワーポイントや資料などを使ってものごとを端的に視覚的に伝える能力
  2. 自信を持って人に意見を伝えることができる
  3. 物事を順序立てて、人に伝える能力

1.ものごとを端的に視覚的に伝える能力

物事を伝える能力をプレゼンで養うことができる

まず、「1.パワーポイントや資料などを使ってものごとを端的に視覚的に伝える能力」について説明します。

授業などで人前で発表する際には、パワーポイントや資料を自分で用意して、それについて説明することになると思います。

これらの資料を準備するにあたって、自分の言いたいことを一度咀嚼し、それらを資料に収まる範囲で端的に、かつ視覚的にまとめることが必要になります。

このような作業を行うことで、自分の言いたいことや意見をまとめ、それを周りに伝えるという能力を鍛えることができます。

こういった能力はこれまで行われてきたような「一方向的な授業」では決して身につけることができない能力です。

他にもパワーポイントを使って資料を作ることで、パソコンの操作に慣れることができるという利点もあります。

特に欧米においては、学校の宿題をパソコンのワードやエクセル・パワポを利用して提出することも一般化してきています。

これは昨今の労働環境を考えると、パソコンを操作できることは必須であるため、小さなうちからパソコンを自分で操作することに慣れ親しむことができるという意味で非常に有用です。

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2.自信を持って人に意見を伝えることができる

自分の考えやアイデアを自信をもって発言できるのは大事だよね

次に、「2.自信を持って人に意見を伝えることができる」について説明します。

これまで実施されてきた「一方向的な授業」は先生が一方的に話すだけの授業です。

たまに先生が生徒を当てて質問に答えさせるというものがほとんどでした。

こういった授業の場合、生徒が自分の考えや意見を述べるということはほとんどありません。

旧来の授業形式では子どもが自分の意見を考え、それを発表するという機会を得ることができませんでした。

こういった教育のためか、日本では大人でも人前で話すことや発表が苦手だ、という人がたくさんいます。

一方で新しく導入されているアクティブラーニングにおいては、自分の意見を人に伝えることが主体となるため、人前で自信を持って意見を伝えるという能力を身につけることができるようになりました。

もちろん子どもたちは最初は戸惑う部分もあるかもしれませんが、何度も繰り返すうちに少しずつ上達していけばよいのです。

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3.物事を順序立てて人に伝える能力

ものごとを順序立てて考えて伝える能力。

最後に、「3.物事を順序立てて、人に伝える能力」について説明します。

1.2.とも関連する内容ですが、アクティブラーニングにおいて発表をする際に、ある程度内容を自分で組み立てる場合があります。

そのため、自分の意見にストーリーや起承転結を持たせて構成したりすることが必要とされます。

これにより子どもは自分の意見を客観視し、意見を構成してまとめるという能力を身につけることができるようになります。

物事を順序立てて、人に伝えるという能力はプレゼンの基礎となるスキルというだけでなく、人と人がうまく社会生活を営んでいく上でとても大切な能力です。

プレゼンテーションで海外でも通用する能力を磨こう

海外で通用するグローバルな人材をプレゼンテーションで養う。天才脳

このように子どもが人前で発表すること(プレゼンテーション)によりこれまでの授業で身につけることができなかった能力を身につけることができます。

これらの能力は社会生活を営んでいく上でどれも大切な能力ばかりです。

受験に出ないから、や数字で判断できないから、という理由でプレゼンやアクティブラーニングを疎かにしてはいけません。

これまで日本人が海外に出ると、「自分の意見や主張を述べるのが下手だ」と言われたり、「議論に参加するのが下手だ」と言われることが多いとされています。

しかし今の小中学生は授業で自然に自分の意見を述べたり、議論する機会が増えているため、今後将来はこういったことは起こらないかもしれませんね。

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この記事を書いたのは

大学の先生

30代大学教員 アメリカ在住

京都大学大学院修了 博士(工学)