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英語で算数はarithmetic、数学はmathematicsでいいの?

算数と数学の違いは?英語表現

算数を英語にすると「Arithmetic」、数学は「 Mathematics」、あっているかな?

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Arithmetic, Mathematicsとは?

今回のお話は、ArithmeticとMathematicsについてです。

どちらもあまり馴染みがない単語と感じるママが多いのではないでしょうか。

Mathematicsの短縮形はMathです。Mathなら聞いたことがありますよね。

実は今回お話しするMathematicsとArithmeticのもどちらも「数学」という意味です。

しかし英語では別の単語なので、どのような違いがあるかを見ていくと、Arithmeticはどちらかと言えば、「算数、算術」と多く訳されます。

Arithmeticは算術、つまり数の概念や数の演算を扱う学問ですので四則演算(つまり、足す、引く、掛ける、割る)のことで、問題に対して何らかの正確な答えの数値を出すことが目的となります。

Matheamticsは数学ですので、算数をその中に含み、他にも様々なジャンルがあります。

例えば、基本的な分野だと代数学、幾何学、解析学、微分積分等があります。

さらにArithmeticでは数字、しかも正の数のみを扱いますが、数学では負の数、更にはx(エックス)やy(ワイ)のような文字(代数)も扱います。

数学では、単に答えの数値を計算するだけでなく、ものごとを抽象化し、一般性のある概念や論理を導くということが主な目的です。

ただし数学の分野は非常に広く、それだけが目的でないケースもあります。

誤解を恐れずざっくばらんに説明すると、Arithmeticは小学校で習うような算数で数のみを扱い、Mathematicsは中学、高校以降で習う数学、つまり論理を学ぶイメージと言って良いでしょう。

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数の歴史から違いを考える

算数、数学と聞いて「苦手~。」と思ったママは多いのでは?

読者のママのなかにも、もしかすると小学生のときは算数はよくできたけれど、中学校に上がると数学がとても苦手になったという人もいるかもしれません。

ここでArithmeticとMathematicsの面白い歴史について見ていくことで少し苦手意識を減らしたいと思います。

Arithmetic、つまり算数の歴史はとても古く約6,000年前まで遡ります。

メソポタミア文明を築き上げたシュメール人によって数字の概念が作られました。

この頃の数字は、私たちが知っているような1,2,3と言ったような形をしておらず、くさび形文字と言って記号のような形をしておりました。

この凄さは、自分達のオリジナルの言語や概念を作り、それが数千年後の今日まで残っていると言うことにあります。

わたしは数学が苦手な時期があったので、昔の人が数の概念に気付かず、更にはそれを発展させて数学という形にしなければよかったのにと高校生の頃に思ったこともあります。

でも、数字の発見や数学の発達がなければ今日ある便利な暮らしは成り立ちません。

実は、シュメール人は6000年前に数字という概念を作り出し、さらにはそれを活用して、天文学の知識を得て、今で言うカレンダーのような暦を作っていたと言われています。

更には四角いピラミッドのような大きな建物も作ったと言われています。

建築物を作るには、設計が不可欠であり、設計の段階では算数だけでなく数学が大きく関連してくるのですが、数千年前にここまで数学が活用されていたのは驚きですね。

Arithmetic・Mathematicsを勉強する良いこといっぱい

Arithmeticは上記でも述べた通り、四則演算のことを指すので、Arithmeticを勉強すると日常的な生活の基本的な計算ができるようになります。

例えばお買い物のときに合計金額がいくらになるかや、金利がいくらの場合ローンがいくらになるかなどの計算をすることができるようになります。

まさに生活に密接に関わる勉強と言っていいでしょう。

さらに、四則演算はいわば数学の基礎となる物なので、四則演算ができるようになると今度はより高度な計算、つまり数学を学ぶことができるようになります。

数学を勉強すると幾何学や微分積分等を学ぶことができるようになります。

算数と同様に、数学も私たちの生活には不可欠です。

今皆さんがこの記事を読んでいるのに使っているコンピューターやスマホの設計でも数学が深く関連してきますし、世の中のほぼすべてのものに数学は関連していると言っても良いでしょう。

また、時間の概念や何かの大きさを表すことにも数の概念は不可欠であり、日本に住んでいる限り避けられない地震の予測にも数学は活用されています。

このように算数・数学ともに日々の生活に密接に関わっていますので、これらを学ぶことでより生活に関連したいろんなものに興味を持つことができるようになり、人生をより彩り華やかにしてくれるでしょう。

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この記事を書いたのは

大学の先生

30代大学教員 アメリカ在住

京都大学大学院修了 博士(工学)