コードキャンプキッズは大人向けだったオンラインプログラミングスクールから派生した小学生向け学習サイトになります。
対象は小3から中3くらい。
特徴
内容 | プログラミング |
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受講形式 | 動画学習+webテキスト |
対象年齢 | 小3~中3くらい |
レベル | 初心者~ |
回数 | 全40回(4回/月) |
学習期間 | 15カ月(目安) |
課題提出 | 全11回 |
料金 | 月謝:3,980円~ |
ユウちゃん
おすすめ理由
- なんといっても月謝が安い。
- 課題を提出すると先生が添削してくれるのでモチベーションを維持できる。
- ミッションをクリアしてレベルアップ、楽しく学習を進められる仕組み。
気になったこと
- 親のサポートが必要、パソコンが苦手なママには難しそう。
自宅がプログラミングスクールに早変わり!?
大人向けのオンラインプログラミングスクールとして有名な「コードキャンプ」ですが、子ども向けもあるのです。
コードキャンプキッズオンラインの「Scratchプログラミングコース」を小学校3年生のハル君が無料体験してみました。
以下、ハル君ママの体験レポートです。
ハル君・小3
関連ページオンラインプログラミングスクール、子供・小学生向け通信講座18校、料金が安いのは?
もくじ
プログラミング教室って月謝が高いので迷う。
2020年から小学校でも必修科目化されるということで、子どもに習わせたい習い事でも近年必ず上位ランキング入りしている「プログラミング学習」。
我が家の近所でもここ数年でプログラミング教室が次々と新設され、ママたちの間でも話題になっています。
我が家の小学3年になる息子も、学校で不定期に行われるプログラミング学習を毎回心待ちにするほどプログラミングが大好き。
もともとゲームが好きな息子なので、自分のイメージ通りのゲームやキャラクターが作れてしまうプログラミング学習には最初から強い興味を抱いていたようです。
実際のプログラミング教室もいくつか体験してみたのですが、他の習い事との
関係や費用面でなかなか折り合いがつかず、現在も保留状態。
そんな時耳に飛び込んできたのが、自宅で手軽にプログラミング学習が進められるオンラインスクールの情報でした。自宅なら他の習い事との兼ね合いを気にしなくてもいいし、何より送り迎えをしなくていいのでラク!(笑)
さっそく、コードキャンプキッズオンラインの「Scratchプログラミングコース」を体験してみることにしました。
⇒Scratch(スクラッチ)を開発したMIT(マサチューセッツ工科大学)ってどんな学校なの?
「先生代わり」の映像の指示にしたがって、4つのミッションをクリア
オンラインスクールですから当然そばに先生はおらず、映像での指導がすべて。
私自身、人生初の「オンラインスクール」の操作に最初は戸惑いましたが、なんとか息子の名前での無料登録が完了しました。
さっそくサイトの「ホーム」ページにアクセスすると、「Scratchを始める前に」という簡単な取り扱い説明書のような文章が表れます。
これを読み進めていくと自然な流れで無料体験ができるページにたどり着けます。
ハル君・小3
なのですが、最初はそれに気付かずプログラミングをスタートするまでかなり時間がかかってしまいました。
無料体験はプログラミングの基本講座のような映像を見ながら、指示される項目やミッションをクリアしていくという内容。
映像にはフクロウのアット先生とリスの男の子クルンの2人が登場し、プログラミングの基本とScratchの使い方を教えてくれます。
親しみやすい可愛らしいアニメーションに、息子のテンションもアップ!
ちなみに「Scratch」はNHKで現在放映されている、漫才師の厚切りジェイソンさん出演の「Whyプログラミング」でも使用されている教材なんだですよ。
子どもの感覚に直接働きかける映像や工夫が各所に散りばめられています。
説明もとても分かりやすかったのですが、小学校低学年以下の子やまったくのプログラミング初心者のお子さんには、映像のみで内容を理解するのは少し難しいかも…と感じました。
ですがScratchは「ビジュアルプログラミング」を採用しているので、視覚的に操作を進めることができ子どもでも比較的カンタン。
プログラミングと聞くとどうしても文字や数字の羅列をイメージしてしまい、何となく小難しく考えがちですよね。
それとは対照的に色分けされた動作項目を目的に沿って置いていくだけの「Scratch」のプログラミングは、コツさえつかめばサクサク作業を進めていけそうです。
映像の前半ではアニメーションのネコを使ってプログラミングの基本操作、後半では応用レッスンとして実際に簡単なゲームを作りプログラミングへの理解と興味を深めていきます。
⇒【体験レビュー】LITALICOワンダーオンライン。小4女子のどきどきのオンライン体験談。
実際にレッスンを体験してみた!どんなことが試せるの?
映像は全部で30分強。まず前半ではアニメーションのネコをプログラミング操作で動かしたり背景や動作を変えたりしながら、専門用語やScratchの使い方を学んでいきます。
プログラミングを何度か経験したことのある息子にとって、作業自体はそれほど難しくなさそう。
問題はScratch特有の専門用語や使い方。もちろん映像では「~したい時はこのボタンを押す」「~の動作はこの項目から選ぶ」など詳しく指示してくれるのですが、ペースが速いこともあって慣れないうちは付いていくのが大変でした。
一旦見失ってしまうとその間にもミッションは進んでいくので、子どももプチパニック。
ハル君・小3
「ママー!!」とご指名が入り、その都度家事を中断して映像を巻き戻しに走らねばなりません。
最終的にはレッスンの間中そばに付き添ってフォローをするはめに…。
映像時間30分に対しレッスンの所要時間の目安が90分とあったので、不思議に思っていたのですが…こういうことだったのかと納得です。
それでもネコに落書きしたり、面白い動作をプラスしたり…自分で自由にアレンジできるので、ハル君はとても楽しそう。
途中何度も映像の中断や巻き戻しがあったのでかなり時間はかかってしまいましたが、慣れれば一人でも進められそうです。
後半は応用編になり、「イライラ棒ゲーム」を完成させるのがミッション。
画面に棒を3本引き、その棒にぶつからないようネコのキャラクターをゴールまで運べばOKという内容です。
これだけ読めばいたって単純ですが、棒にぶつかった時は「しっぱい」の音声とともに一時停止、無事ゴールにたどり着いた時は「だいせいこう」という音声が流れるようプログラミングしなければなりません。
幸い映像が細かく指示してくれますので、息子は時々映像を止めながらもめげることなく作業を進めていました。
指示のボタンがどこにあるのか見失った場合でも、Scratchは指示ごとに色分けがされているので探しやすいのが嬉しいですね。
同じような文字や背景が続くとどうしても子どもは飽きてしまいますから、集中力を邪魔しない工夫はポイントが高いと思います。
映像と同じように無事ゲームが完成すると、息子もニッコリ満足そう。
「他の子がどんなゲーム作ってるのか見たい!」とさっそく新しい作業にも興味深々の様子でした。
コードキャンプキッズオンラインのメリットは?
マイペースにプログラミング学習できる
自宅で自分のペースでオンラインレッスンができる、これが「Scratch」の最も大きなメリットだと思います。
実際、毎日のお子さんの習い事の送迎にうんざりしている親御さんも多いはず。他の予定を邪魔することなく、お子さんも親御さんも時間を有意義に使えるという点はポイントが高いですよね。
月4回の授業を自分の生活ペースに合わせ進められるオンライン学習は、何かと忙しい現代のお子さんにぴったりの新しい習い事のスタイルだと思います。
月謝が安い
またオンラインということで、月々の授業料が安いのも見逃せません。教室にもよりますが、一般的なプログラミング教室だと月2回の授業で月額1万円前後が相場。
息子がこれまで体験したプログラミング教室も、なかなか気軽に出せる月謝ではない印象でした。
これに比べ月額4,000円程度と相場を大きく下回ってくる「Scratchプログラミングコース」は、オンライン授業とはいえかなりコスパの良い習い事だと言えるでしょう。
デメリットは?
ハル君・小3
問題をその場で解決できない
逆にデメリットはやはりそばに先生がついていない分、発生した問題点をその場で解決できないこと。
課題ごとに先生のコメント付きでフィードバックがなされるシステムではありますが、その期間も約1ヶ月後とかなりのタイムラグがあるようです。
飽きやすい子どもにとって、疑問点がその場で解決、納得という流れはある程度必要ではと感じました。
もちろん自宅できちんと学習できるお子さんや、先生のフィードバックを理解して先に進めるお子さんには問題ないと思います。
サボり癖がでることも
また自由に授業の予定を組み替えられるというオンライン学習のメリットとは逆に、マイペースに進められる分、子どもの「サボり癖」には要注意。予定を立てるのが苦手なお子さんには親のサポートが必要だといえそうです。
「Scratchプログラミングコース」のレッスン数と料金は?
レッスン数 全60回(4回/月)
受講料金 《無料会員》¥0
・1レッスン
・SNS利用
《有料会員》月額¥3,980(税抜)
・毎月4レッスン
・先生からのフィードバック
・SNS利用
課題提出・フィードバック 全11回
学習期間(修了目安) 15ヶ月
⇒安い&コスパが良い小学生オンラインプログラミングスクールはココ。
「Scratchプログラミングコース」体験レッスンを終えて…子どもの感想は
一通りレッスンを試した息子に感想を聞いてみると、「楽しかったけど、映像が時々早くて分からなかった」とのこと。
「Scratchプログラミングコース」の対象年齢は小学3年生~中学3年生とのことですから、もう少し経てば息子も自分で計画を立てながら進められるのかもしれません。
他に、「先生がいないから遊んじゃうかも…」という素直な感想も(笑)。
まだまだ遊びたい年ごろで、さらに自分で自分の予定を立てるのが大の苦手な息子。
学校の宿題ですら私に怒鳴られないとやらないので、自宅でのオンライン学習は今の段階ではハードルが高そうです。
コードキャンプオンラインはこんな方におすすめ
・コスパの良いプログラミング教室を探しているママ
・近所にプログラミング教室がなくて困っているママ
・自宅で自分のペースで学習を進めたい子供
・プログラミングの初心者の子供
・プログラミングを通じて同じ興味を持つ人との交流を深めたい子供
自宅でプログラミング学習した感想
「ビジュアルプログラミング」を採用しているだけあって「Scratch」を使った学習はとても分かりやすく、子どもでも取り組みやすい内容でした。
与えられたミッションをクリアしていくとレベルアップしていくシステムも、子どものモチベーションを保つ意味で効果的だと思います。
もちろん初期の動作設定やプログラミング初心者さんには親のサポートが必要ですが、自主的に学習が進められるお子さんには「プログラミング初心者~中級」レベルの学習をするのに良い講座ではないでしょうか。
お子さんのタイプや興味の程度を見極めるためにも、まず無料体験レッスンを試されることをおすすめします。
コードキャンプキッズってどんなところ?
知的探究心が旺盛な小学生からプログラミングについて学べるのがコードキャンプキッズ(Code Camp KIDS)です。
コードキャンプキッズの様々な特色について説明しましょう。
子ども達が持っている創造する能力を最大限に活かそうとするのが、コードキャンプキッズという教室です。
プログラミングについて学ぶことで、子ども達がこれからのデジタル社会を生き抜く力を伸ばせるようにサポートしていきます。
ビジュアルプログラミングを使って、子供の創造して実現するスキルをアップ。
ゲームやアプリの開発までが出来るような、プログラミングの基礎を学べますよ。
プログラミングをする時には、物事を順序立てて考えたり、法則を組み立てたりする必要があるため論理的思考力が育ちます。
⇒自宅近くに教室がない子に人気!Z会ロボットの通信教育もあるよ。本格的なロボ製作にハマる。
コードキャンプキッズの特徴
コードキャンプキッズが他の教室と違うところは、オリジナルの教材を使ってプログラミングを学べることです。
違った年齢と違った能力を持つ子供が、自分に最適化されたカリキュラムで学んでいくことが出来るのです。
子どもが持っているアイデアを、どのようにアウトプットしたら良いのかを教えれくれます。
コードキャンプキッズでの学習を通し、子供は楽しいという気持ちを持ちながら、さらに意欲的に勉強を進めていけます。
コミュニケーションの力や、プレゼンテーションの能力を伸ばせるのもコードキャンプキッズの特徴と言えるでしょう。
授業の中で定期的に発表の機会があるので、子供は自然とプレゼンテーションのスキルを高めることができます。
コードキャンプキッズのコースの紹介
コードキャンプキッズには、Scratchプログラミングコースがあります。
Scratchプログラミングコースでは、マサチューセッツ工科大学が開発した、Scratchと呼ばれるプログラミング言語を学ぶことが可能です。
学んだScratchを使って、オリジナルのシューティングゲームやアクションゲームを作れるようになります。
基礎をずっと学ぶだけでは無くて、新たなゲームの開発という課題があるので飽きずに学ぶことができますよ。
他にもロボットプログラミングコースがあります。
ロボットプログラミングコースでは、SpheroやOzobotなどのロボットを、プログラミング言語を使って制御する方法を学びます。
コードキャンプキッズのカリキュラムを通して、子ども達の未来は広がっていきます。
子どもが持っている知的探究心を刺激しながら、新たな知識を学んでいけるコードキャンプキッズは、現代に必要な習い事なのかも知れません。
⇒【体験談】テックキッズオンラインコーチング」お試しした感想。
コードキャンプキッズオンラインの所在地
品川区 オンライン